JTTFメンバー反省会(トック編)
どうもこんにちは、JTTFのトックです。
今回はなおなりではなく、わたくしトックがブログを書かせていただきます。(人生初ブログなのでちょっと緊張しております。)
今回はWSTC2021(コマの世界大会)JTTFメンバー反省会の第二段として、トックが自分の動画についての解説や撮影の裏話をしていこうと思います。
今回は2つのテーマについて話していきます。
・ちょんかけがWSTCで勝つために
・技の構成と解説
気になるところだけでも見ていってください~
それではまず動画をご視聴ください!
WSTC2021 トック演技 動画解説
・ちょんかけがWSTCで勝つために
WSTCで上位に残る選手のほとんどは日本のコマプレイヤーか海外のコマプレイヤーです。ちょんかけで上位に食い込むことは滅多にありませんでした。ちょんかけが上位に食い込めないその原因は、撮影動画に詰め込める「技数」の少なさであると感じております。ちょんかけの特性上、コマを回すためには自分も回転しなければなりません。そのため、カメラに対して背を向ける時間が発生し、見せられる技数がどうしても少なくなる傾向があります。
この問題を解決すべく、カメラに背を向けているときには判定しやすい技(足ぬき、腰抜き、大車輪)を組み入れたり、投げ出しの角度やコマの傾きを調整して動画に無理やりにでも技を写り込ませるように調整しました。
また、ちょんかけは単調になりやすい傾向があります。それを打破するために、渦潮の縦バージョンやビックサン等、ルーティーンの中に緩急やコマの高低をつけたり、音ハメを意識したりしました。
・技の構成と解説
名前がわからない技がほとんどです。(既存の技名を知らないだけ…)勝手に技名つけて解説します!
①基本技パート
「ちょんかけといえばこれでしょう!」という技を組み込みました。まずは曲調や曲のテンポを理解してもらうために、基本的な技を一定のリズムで行いました。
足ぬき、腰ぬき、ちょっと変わったリジェネ、股ぬき(?)等です。
「タカタン!」とドラムのリズムがなる時、地味に新技を行っています。普通の本掛けをして手元にコマを戻してくる際に脚を高くあげて、足下にコマを通す技です(上段蹴り抜き←勝手に命名)
この技を境に次の技構成に入ります。
②縦大車輪(?)パート
大車輪を縦向きに行うのを「縦大車輪」と名付け、それらとほかの技を組み合わせて行いました。
前半パートではコマが基本的に下半身の位置にくる技が多かったですが、このパートではコマを頭上に持っていく技を組み込むことで、技に高低を付け、技に奥行きを持たせる(表現合ってるのかな?)ことを意識しました。
途中で「ヘイッ!」と声が入る時に、短い技で音ハメすることで、単調なリズムを崩しました。
③縦技系
腰ぬき&ジャンプでダイナミックな技をした後に渦潮の縦バージョンで小さな技をすることで、より技に奥行きを持たせて、盛り上がりパートへ加速させていきます。
④高難易度技
盛り上がりの部分で1番頭上までコマが上がる縄跳びをし、手元で小さく行われる縦向きかまいたち、縦蛇を行い、最後にまた大きい技であるビックサンでパートを閉めました。高難易度技を詰め込み、大きい技→小さい技→大きい技でここもまた高低を更につけました。個人的に一番好きなパートです。
⑤変則リジェネ
トロンポで肩に紐をかけてコマを弾く技があるのですが、それを挑戦している過程でよく分からないリジェネが誕生しました。1つ目は手首に紐をかけ(手首かけ)、2つ目は脇にひもをかける(脇かけ)という地味技です。
⑥手乗せ、日本コマパート
これまで紐技やちょんかけっぽい技が多かったので、曲の2番では手乗せから始まる技や日本のコマの技を組み込もうと思い構成しました。
綱渡りやお手玉、水車、蛇…等です。
この蛇で何回泣かされたか…謎に成功率低かった…
⑦大車輪連打
曲が落ち着くところでトルネード(大車輪のような技)をとりいれて、一定の流れるリズムを作り、最後の盛り上がり部分で大車輪連打をすることでラストスパートをかけました。
余談ですが、動画内で大車輪パートに入った際 紐に玉ができてしまいました(よく動画を見ると分かると思います。)意地でも成功させたる!と思い、その玉や絡まりを無理やり引き伸ばしながら何とかミスなくやりきることが出来ました。
大会結果は16位とトップ10には及ばず大変悔しい思いをしましたが、動画を撮影するにあたって練習した時間は私の生活を間違いなく充実させてくれた時間になりました。これに懲りず今後もちょんかけを回していきたいと思います。
以上、トックのWSTC2021 裏話&解説でした。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。
0コメント